こんにちわ。
もうすぐ春ですが、生地見本が届かず心配です。
すでに注文をしたいお客様もたくさんみえ、大変にありがたいことです。
さて本日はお金を払うことについて偉そうな事を書きたいと思います。
皆様はよく「○○を安く買った。」とか「値切ってやった。」という話を耳にしませんか?
しかし、よほどのボッタクリ要素のあるお店やサービスに対してならまだしも、お金は言われた金額を払うべき。
と私は思います。
世の中ただの物はなく、誰かが働いているのです。
私もよく「安く作れるの?」など聞かれますが、丁重にお断りします。
職人さんに失礼ですので。
もちろん時には言われた予算でつくりますが、コストを削減するとどこかが省かれるのです。
国産車と外車の違いに良く表れています。
安全に妥協しないベンツとどこか安っぽさの抜けない国産車。
どちらが良いかは別だが、高い金を払っているからこそ得られるサービスがある思います。
昔トヨタの技術者のお客様で、とても尊敬する方がいらっしゃいました。
その方は若くして亡くなったのですが、時として熱くこうおっしゃってました。
「トヨタにはレクサスブランドは必要ない。クラウンとカローラという世界に誇れるトヨタらしい製品がある。桁違いの富裕層のいるヨーロッパの発想から生まれる車とは次元も世界も違う。日本での安全を願って開発しお金を頂いている。」と。
この方は実際にアメリカやヨーロッパを頻繁に訪れるかたでした。
クラウンの美学をとても大切にされてました。
話がそれましたが、本質をついていると思います。
メルセデスは高い、同じ性能、それ以上の性能でレクサスは買えるという方が見えますが、私は比べることではないと思います。
キチンとお金を払う風潮が薄くなってきた原因はUNIQLOにもあると思います。
「服なんて安く買える。」
確かに安く買えますが、誰が着てもお洒落ではなく、ただの布を形にしただけです。
心が貧しくなりますし、多くの犠牲のもと作られている気がします。
私は買いません。
高額品にはそれなりの理由がありますが、限られたコストの中で精一杯創意工夫をしている製品は素晴らしいし、それを目指したいものです。
クラウンやLARDINIは素晴らしい。
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